現在の倒立型の金属顕微鏡のスタイルは、昭和29年(1954年)発売のPMFにルーツを見ることができます。金属顕微鏡としては、戦前にPMC、PMD、PMEという製品がありました。しかし、これらの顕微鏡は、横型で、写真撮影の感光材に大判乾板を使うため、決して使いやすいものとは言えませんでした。
この後、あらゆる金属材料表面の観察、組成研究用に、さらにセラミックスやプラスチックなど新素材の研究用に、倒立型金属顕微鏡は、PMFの特長を継承しながら進化します。 |
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