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顕微鏡を使って観察した結果をいかにして記録に残すか — 研究者にとって、とても重要な課題でした。当時は、顕微鏡で見たものを「描画装置」を利用して、手で絵を描いていたのです。描画プリズム、アツベ氏描画装置の販売は、昭和9年(1934年)ごろからはじまりました。 一方、「観察像を写真で残す」ため、大正14年(1925年)ごろには、大型の顕微鏡用写真装置、「顕微鏡写真器械(横型)」(PMA、PMB)や、名刺判の小型顕微鏡写真装置「Olympus Microphoto」(56mm×93mm)を開発、発売しました。その技術は、その後の写真撮影装置(PM I、PM II、PM IIIなど)に引き継がれています。 昭和13年(1938年)発売の写真装置付万能顕微鏡「スーパーフォト」は、戦前の最高級機種です。スーパーフォトは、生物用にも工業用にも使用可能で、明視野/暗視野、ネオパーク、投影などの観察を実現するオプション製品も同時に発売されました。
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