倒立型顕微鏡の操作部位
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倒立型顕微鏡の照明系
光学系とは、光の性質を利用して物体の像をつくる機能のまとまりです。レンズ、ランプ、反射ミラーなどの組み合わせで構成されています。顕微鏡の基本機能 と構成は次のとおりです。これら基本機能の中で特に基本となる顕微鏡の光学系は、対物レンズ、接眼レンズ、照明系(コンデンサ、絞り、光源、フィルタ)、 鏡筒の4つです。
【顕微鏡の基本機能と構成】
基本機能 | 基本機能構成 |
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●標本を照明する | ランプハウス、フィルタ、視野絞り、開口絞り、コンデンサ |
●標本を載せ、観察箇所を決める | ステージ |
●標本にピントを合わせる | 焦準装置(粗動ハンドル、微動ハンドル) |
●標本の拡大像をつくる | レボルバ(対物レンズ・開口数)、鏡筒(接眼レンズ・視野数) |
●観察・記録する | 撮影鏡筒、撮影装置(デジタルカメラ) |
コンデンサ部について、コンデンサの心出し
コンデンサ
IX2-LWUCD の場合 | IX3-LWUCDA の場合 | IX-ULWCD の場合 |
※実際に観察する場合は、視野に外接する程度に広げます。
視野絞りの効果
照明する範囲を調整するための絞りで、使用対物レンズに応じて視野に外接する程度に絞り込むことにより、余分な光を遮断し、コントラストのよい像が得られる効果があります。
※使用するコンデンサにより40×以上の対物レンズでは視野絞りが見えない場合があります。
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