この資料は、エビデントの米国地域統括会社Evident Scientific, Inc.が2023年9月19日(現地時間)に発表したプレスリリースを日本語に翻訳し、皆さまのご参考に提供するものです。正式言語は英語であり、その内容及び解釈については英語が優先されます。
株式会社エビデント(本社:東京都新宿区、社長:吉本浩之)は、は、Corista、Sakura Finetek USA、およびVisiopharmと提携し、米国における病理検査用の自動化されたエンドツーエンドワークフローソリューションを提供することを発表しました。科学界を代表する企業が協力し、染色、イメージング、ホールスライドイメージングの解析に関するワークフローを効率化するために各社の技術を組み合わせることで、昨今の大規模ラボに必要とされる効率性と品質管理を実現します。
効率的な病理検査とサンプル処理の品質管理に対する要求は、近年高まっています。それぞれが独自の先進技術を持つ各社のコラボレーションにより、組織病理学、デジタル病理学、計算病理学を組み合わせたデジタルワークフローへの移行をサポートします。
画像管理ソリューションのリーダーであるエビデントとCoristaは、Visiopharmの画像解析と人工知能(AI)ツールセットを活用した先進的な画像管理システムを搭載したハイエンドスキャナーをこれまでに開発しています。また、Sakura Finetek USAとエビデントは、臨床機関やライフサイエンス研究機関の病理学ラボにおいて手動作業を削減できる自動染色とホールスライドイメージングのワークフローを共同で提供してきました。
エビデント米州法人のライフサイエンス販売マーケティング部長であるLee Wagstaffは、「これら4社が提携することにより、多くのラボでの完全自動化病理検査システムの導入を促進することができる」と述べています。「病理検査数が増加するなか、完全なエンドツーエンドのデジタルパソロジーソリューションで効率化を促進し、手動作業を削減できるよう、私たちの共通のお客様をサポートしていく所存です。」
CoristaのCEOであるElizabeth Wingardは、「持続可能で効果的な、より良い患者の予後を実現するために病理学ラボをサポートすることが、私たちの活動の中心となっています。」と言及しています。「この提携により、コンサルティングと解析のワークフローにおけるコラボレーションの向上が実現され、お客様を今まで以上に支援することができます。」
VisiopharmのCEOであるMichael Grunkinは、「協働することにより、スケーラブルな統合システムを通じて、計算病理学の前進を支援することができます。」と言及しています。「当社のパートナーの技術と統合されたAI主導の高精度病理学ソフトウェアは、手動ワークフローと時間のかかる作業を削減できる、より効果的で堅牢なパフォーマンスを提供します。」
Sakura Finetek USA, Incの販売部長であるPatrick Devorは、「エンドツーエンドの自動化ワークフローで、患者ケアを強化するための機能をお客様に提供できることを、非常に嬉しく思っています。」と言及しています。「この提携により、1870年以来Sakura Finetekが目指してきた病理組織検査の自動化、品質の向上、検査時間の短縮に関するレベルを向上させることができます。」
エビデントは世界の人々の健康と安心、心の豊かさを実現するため、医学的研究分野、インフラ設備の点検、製造現場における品質管理、消費材に潜んだ有害物質の検出など、さまざまな現場におけるお客様の課題解決や成果の向上に貢献しています。
詳細については、当社のウェブサイト(EvidentScientific.com)をご覧ください。
Coristaは、病理検査に関して、業界でも最多数の幅広いワークフロー、解析、コラボレーションツールを提供しています。医療施設はLIS/EHRとシームレスに統合して、ホールスライド、グロス画像、静的病理画像の統一されたデジタル環境を実現できます。医師は、「最高の組み合わせ」の画像解析にアクセスすることで、共同作業、コミュニケーション、指導、報告を行うための21世紀のツールを手に入れることができます。専門医は、世界中からリモートで、医師や患者からデジタルの診察結果を受信することができ、調査員主導型の研究者は、アルゴリズムを開発および適用するための研究開発プラットフォームを手に入れることができます。Coristaは、病理検査の新しいレベルの相互運用を提供し、ホールスライドイメージングスキャンシステム、画像解析、LIS/EHRプラットフォームを統合することにより、医師、患者、バイオテクノロジーや医薬品科学者のための、優れた共同作業環境を実現します。これが、Coristaだけが提供できるIntegrated Pathology™です。
米国カリフォルニア州トーランスを本拠地とするSakura Finetekは、クラス最高のイノベーション、品質、カスタマーケアを通じて解剖病理学と患者のための統合ソリューションを提供する、病理検査の継続的イノベーションにおける世界的なリーダーです。エンドツーエンドの自動化に戦略的な重きを置くSakura Finetekは、組織診断の自動化装置と解剖病理学向け消耗品の開発および商品化において、業界をリードし続けています。
Sakura Finetekのソリューションは、効率の大幅アップと結果の標準化を実現し、病理学ラボの日常的な作業負荷をより簡単に管理できるようにし、患者のケアに大きく寄与しています。
詳細については、同社のウェブサイト(Sakuraus.com)をご覧ください。
Visiopharmは、研究診断用のAI主導の高精度病理学ソフトウェアを提供する大手企業です。研究分野において、同社は、科学者、病理学者、画像解析専門家があらゆるタイプの組織ベースの研究において正確なデータを作成するためのツールを提供する技術リーダーです。診断分野において、同社は、EUおよびUKの顧客向けに、IVDRの認可を得た診断アルゴリズムを8つ以上有する臨床アプリケーションのリーダーです。これらのアプリケーションは診断の意思決定をサポートし、既存のラボのワークフロー内で簡単に起動し、統合することができます。
同社は2002年に設立された民間企業であり、40か国以上で750を超える顧客数を有し、国際的な事業活動を行っています。本社はデンマークのメディコンバレーにあり、スウェーデン、英国、ドイツ、オランダ、米国に事業所、およびフランスと中国に現地代理店があります。
詳細については、同社のウェブサイト(Visiopharm.com)をご覧ください。
###
このページはお住まいの地域ではご覧いただくことはできません。
You are being redirected to our local site.