顕微鏡の対物レンズには、アポクロマート、セミアポクロマート、アクロマートなど、さまざまな種類があります。当社では、各種ライフサイエンスアプリケーションや観察法に最適な対物レンズを豊富にとりそろえています。以下のラインアップから、お客様のニーズに合った対物レンズをお探しください。対物レンズセレクターを使って、選択肢を比較したり、用途に最適な対物レンズを見つることもできます。 | Related Videos |
---|
接眼レンズは鏡筒の最上部にあり、観察時にはそこに目を合わせます。一方、対物レンズはサンプルの近くにあります。一般に接眼レンズの倍率は低いですが、対物レンズと組み合わせて使うと大きな拡大倍率が得られます。対物レンズでとらえた拡大像を、接眼レンズを使って拡大します。接眼レンズは単に倍率に合わせて焦点を合わせるのに対して、対物レンズは顕微鏡像全体の品質や鮮明さの制御など他の機能にも影響します。
多くの顕微鏡には複数の対物レンズが装着され、レボルバーを回してさまざまな倍率でサンプルを観察できます。通常、1台の顕微鏡に1.25X~150Xの対物レンズが複数装着されます。
対物レンズは1次結像を担っており、作られる像の品質を決定するほか、総合倍率と分解能を制御します。設計と品質はさまざまなです。
詳細は、対物レンズの構造をご覧ください。
顕微鏡の対物レンズをクリーニングするには、まず対物レンズを取り外し、レンズを上に向けて平らな場所に置きます。ブロワーを使って、レンズを触らずに粒子を取り除きます。次に、レンズペーパーを細い三角形に折ります。ペーパーの先端を少量のクリーナーで湿らせてレンズの上に乗せます。レンズの中心から端まで、渦巻き状に回転させて拭きます。接眼レンズかルーペで拭き残しがないかチェックします。必要に応じて、レンズがきれいになるまで新しいレンズペーパーで拭く作業を繰り返します。重要:レンズは乾拭きしないでください。また、研磨剤、リント布、ティッシュペーパー、ラボ用ティッシュの使用は避けてください。レンズ表面にキズが付く恐れがあります。レンズクリーニングの詳細は、ブログ対物レンズのイマージョンオイルをきれいに落とす6つの秘訣をご覧ください。
顕微鏡対物レンズ入門対物レンズの機能、構造、その他詳細について、対物レンズ入門をご覧ください。 | |
---|---|
適切な顕微鏡対物レンズ選択方法自分の用途に合う対物レンズがどれなのかよく分からなくありませんか。正しい対物レンズの選択ガイドを使って、選択肢を検討しましょう。 | |
革新的な光学性能を備えたX Line™対物レンズ高度な製造技術により革新的な光学性能を実現するX Line対物レンズの詳細をご覧ください。 | |
「波面収差コントロール」が対物レンズの性能安定化に欠かせない理由波面収差コントロールを備えた対物レンズが、優れた顕微鏡設計にどのように必要なのかについて探りましょう。 |
このページはお住まいの地域ではご覧いただくことはできません。