このページはお住まいの地域ではご覧いただくことはできません。
概要
 | クリアでスピーディ、正確なライブセルイメージングIXplore™ IX85 Live倒立型リサーチ顕微鏡システムは正確なライブセルイメージングを提供し、実験における蛍光褪色の抑制と細胞活性の維持をサポートします。さらに、こまでにない26.5mmの広視野により、IXplore™ IX85 Liveは、クリアで正確な画像をこれまでにないスピードで取得することが可能です。 |
|---|
深部観察と対物レンズの操作性における新たなスタンダード当社のシリコーンオイル浸対物レンズを使うことで、タイムラプス実験中に生きたサンプルの鮮明な画像を観察できます。この対物レンズは、屈折率の差によって生じる球面収差の影響を受けにくく、生組織の深部を高解像で観察できます。 新しいマルチイマージョン対物レンズ（LUPLAPO25XS）には、画期的な新しいイマージョン技術が導入されています。シリコーンゲルパッドの採用により、ドライ対物レンズの利便性と、シリコーン浸オイルのメリットを兼ね備えています。
|
|
|---|---|
新しい対物レンズLUPLAP025XSは、その鮮明なイメージングと優れた操作性により、オルガノイドや3D細胞培養、ウェルプレート、その他さまざまな用途において、効果を発揮します。高いNAと長い作動距離により、サンプルをより深くまで観察でき、これまでは困難であった構造の観察が可能です。 | |
左：LUPLAP025XS（シリコーンゲル）と右：UPLXAPO20X（ドライ対物レンズ）のXYZ画像の比較
|
安定した、信頼性の高い画像出力ライブセルイメージングには、多くの時間とリソースが必要であることから、適切な顕微鏡システムの選定が重要となります。IXplore™ IX85 Liveシステムでは堅牢性が強化され、振動や温度変化の顕微鏡に及ぼす影響を抑えています。これがZ軸方向のピント位置を維持し、信頼性の高いタイムラプスイメージングを実現します。 IXplore™ IX85 Liveシステムを当社のTruFocus™ Zドリフトコンペンセーターとペアリングすることで、ピントの合った高精度なマルチポイントタイムラプス画像が取得でき、細胞動態の観察が可能となります。 |
|---|
生きたサンプルの活性を維持生細胞には適切な管理が求められますが、当社では進化する研究ニーズに応える顕微鏡用の培養システムを各種取りそろえています。ボックス型培養システム*は、顕微鏡の一部を培養器内に収めることで、数日にわたるタイムラプス観察を可能にします。 それより短いタイムラプス実験は、顕微鏡用ステージトップCO2培養システム*で実施できます。このシステムはステージ上に設置するため、使用しないときは取り外すことができます。 どちらの培養システムも、温度、湿度、CO2濃度を高精度に制御することより、ディッシュやウェルプレートの周辺環境を一定に保ちます。これにより細胞活性が維持され、タイムラプス観察の信頼性が大幅に向上し、よりよいデータを得られます。 *他社製品 | コペンハーゲン大学Center for Protein Research/Danish Stem Cell Centerの顕微鏡観察スペシャリスト、Jutta Bulkescher氏が、どのように広範な研究を行っているか、加えて厳密な条件下で細胞を維持しながら幹細胞解析を確実に行う上で、どのように培養システムが役立っているか、その詳細をご覧ください。 |
培養したCos 7細胞
| 細胞の移動と成長を綿密にモニタリングタイムラプス画像またはZ-スタック画像で生細胞の移動や分裂を解析するには、cellSensのオブジェクトトラッキングおよびカウントアンドメジャーソリューションを使用します。細胞密度計測ツールを使用すれば、蛍光画像に加えて位相差画像で細胞密度を計測できます。 |
|---|
高速デコンボリューションによる実験の効率化当社のcellSens Dimensionソフトウェアによる、画像のプレビューおよび取得時の2Dライブボケ除去機能で、厚みのあるサンプルでもピントが合わせやすくなります。さらに高度なTruSightデコンボリューションでは、反復アルゴリズムにより、分解能やコントラスト、ダイナミックレンジが向上します。実験の効率性をさらに高めるため、デコンボリューション処理をGraphical Experimental Manager（GEM）のマクロ機能として設定できます。 |  左：オリジナル画像／右：デコンボリューション処理後 |
|---|
| 均一性に優れた光学系IXplore™ IX85 Liveと併用可能な広視野光学系により、ムラのない蛍光画像を取得でき、センサーサイズの大きなsCMOSカメラの使用も可能です。 |
|---|
全自動化による効率向上cellSens DimensionソフトウェアのGraphical Experimental Manager（GEM）では、全自動多次元イメージング（X、Y、Z、T、波長、位置）が可能で、実験の設定がこれまで以上に容易になります。さらに効率性を高めるために、デコンボリューション処理の実行などのマクロ機能をGEMで設定できます。 |
|
|---|
IXplore™ IX85倒立型リサーチ顕微鏡プラットフォーム当社のIXplore IX85 Liveシステムのベースとなる、IXplore™ IX85は、比類のない広視野と、画期的な新しい対物レンズなどの最新技術により、クリアで高精細かつ多くのデータを含んだ画像を効率よく取得できます。 |
当社の顕微鏡がライブセル研究でどのように使用されているかをご覧くださいS.Wakayama, et al. Chemical labelling for visualizing native AMPA receptors in live neurons. Nature Communications (April 7, 2017). S.N. Cullati, et al. A bifurcated signaling cascade of NIMA-related kinases controls distinct kinesins in anaphase. The Journal of Cell Biology (June 19, 2017). L. Gheghiani, et al. PLK1 activation in late G2 sets up commitment to mitosis. Cell Reports (June 6, 2017). D. Nakane and T. Nishizaka, et al. Asymmetric distribution of type IV pili triggered by directional light in unicellular cyanobacteria. PNAS (June 5, 2017). T. A. Redchuk, et al. Near-infrared optogenetic pair for protein regulation and spectral multiplexing. Nature Chemical Biology (March 27, 2017). S.Barzilai, et al. Leukocytes breach endothelial barriers by insertion of nuclear lobes and disassembly of endothelial actin filaments. Cell Reports (January 17, 2017). J. Humphries, et al. Species-independent attraction to biofilms through electrical signaling. Cell (January 12, 2017). A. Prindle, et al. Ion channels enable electrical communication in bacterial communities. Nature (October 21, 2015). K. G. Harris, et al. RIP3 regulates autophagy and promotes coxsackievirus B3 infection of intestinal epithelial cells. Cell Host & Microbe (August 13, 2015). |
IXplore Microscopes |
ご質問や見積もり依頼はこちらから |
仕様
| IX85P1ZF | IX85P2ZF | |||
|---|---|---|---|---|
| 顕微鏡フレーム | 光学系 | UIS2光学システム | ||
| レボルバー |
電動6ヶ穴（1穴電動補正環用）
微分干渉、 簡易防水機能付 | |||
| 焦準機構 |
電動レボルバー上下動式、ストローク： 10.5mm
0.01umステップ 最高速度3mm/s | |||
| 中間変倍 |
1X / 1.6X / 2X
（手動、コード式） | |||
| 光路切替 |
４状態切換（電動）
0:0:100 / 50:0:50 / 100:0:0 / 0:100:0 （左サイドポート：右サイドポート：鏡筒ポート） | |||
| レボ下中間鏡筒 | 1デッキ構造 | 2デッキ構造 | ||
| 最大視野数 |
左・右サイドポート： FN26.5、鏡筒ポート： FN22
レボ下中間右サイドポート： FN18 |
左：右サイドポート： FN18、鏡筒ポート： FN22
レボ下中間右サイドポート： FN18 | ||
| フォーカス補正 |
TruFocus
Zドリフトコンペンセーター |
動作モード（フォーカスサーチ、ワンショットフォーカス、コンティニュアスフォーカス）
JIS規格 クラス1レーザー製品、レーザー波長：830nm | ||
| 透過照明 |
支柱チルト機能（傾斜角30°、ショック低減機構付き）、
コンデンサーアームストローク88mm、コンデンサー高さ位置再現機構、はねのけ式フィルターホルダー4個付、視野絞り付 高輝度LEDランプハウス | |||
| 鏡筒 | 広視野（FN22） |
• U-TBI90BK ティルティング双眼鏡筒
• U-BI90 双眼鏡筒 • U-TR30-2/U-TR30NIR 三眼鏡筒 | ||
| ステージ | 電動ステージ |
• IX5-SSA： ストローク： X： 116mm、Y： 78mm、最大速度：40mm/s、ハンドル制御コントローラー
• サードパーティー製電動ステージ | ||
|
右奥ロングハンドルステージ （IX3-SVR）
|
ストローク：X： 116mm、Y： 78mm、
ホルダー形式による標本位置再現機構 | |||
| 左手前ショートハンドルステージ （IX3-SVL） | ストローク：X： 116mm、Y： 78mm、 ホルダー形式による標本位置再現機構 | |||
| コンデンサー |
電動長作動
距離コンデンサー（IX3-LWUCDA） |
W.D. 27mm、NA 0.55、ターレット穴
（ø30×3ヶ、ø38×4ヶ）、 電動絞り、電動ポラライザー付 | ||
|
長作動距離
ユニバーサルコンデンサー（IX2-LWUCD） | W.D. 27mm、NA 0.55、ターレット穴（ø30×3ヶ、ø38×2ヶ） | |||
| 超長作動距離コンデンサー（IX-ULWCD） | W.D. 73.3mm、NA 0.3、 | |||
| 蛍光投光管 |
L字型落射蛍光投光管
| 視野絞り、開口絞り、スライダー式シャッター付（NDフィルターポケット付）、防眩板付属 | ||
| 蛍光ミラーユニットカセット |
電動蛍光ミラーユニットカセット
| ミラーユニット8ヶ装着可能、簡易防水機能 | ||
| 落射蛍光照明 |
• U-LGPS： 高輝度ライトガイド光源装置、JIS規格 クラス1レーザー製品
•サードパーティー製LED光源 | |||
| コントローラー | 焦準コントローラー | |||
| コントロールボックス | PCインターフェース | USB（Type-C）、RS-232C | ||
| 動作環境 |
• 屋内使用
• 温度：5 º～40 ºC • 湿度：最大80%（31℃まで）（結露無きこと）、31℃以上の使用環境湿度は直線的に下がり、34℃（70%）～37℃（60％）～40℃（50%）となる • 電源電圧変動：±10% | |||
