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ZドリフトコンペンセータIX3-ZDCにより、常にピントの合ったシャープな画像取得が可能になります。近赤外レーザーにより、高倍率で観察するサンプルに瞬時にピントを合わせたり、長時間タイムラプス実験でピントを維持し続けることができます。
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IX3-ZDCは、光毒性の小さい近赤外レーザーにより、ユーザーが設定したピント位置を検出します。“コンティニュアスモード“と“ワンショットモード“があり、“ワンショットモード“では、複数のフォーカス位置を設定でき、多点タイムラプスでZスタック画像を効率よく取得できます。“コンティニュアスモード“は、高速タイムラプスイメージングに最適です。実験環境の温度変化や、試薬の添加によりZドリフトが発生する、TIRFなどの非常に敏感な実験でZドリフトを補正します。IX3-ZDCは、対物レンズとサンプル表面の距離を絶えず検出することにより、高速なタイムラプス実験中の正確なピントを維持します。
デッキを挿脱できるIX83のフレームは、IX83-ZDCが無限遠光学系の中に簡単に挿入できるように設計されています。IX3-ZDCを顕微鏡フレームに取り付け、タッチパネルコントローラー (TPC) とイメージングソフトウェアcellSensで操作することができます。TPCからはソフトウェアを介さずににダイレクトにIX3-ZDCを操作することが出来ます。また、イメージングソフトウェアcellSensはIX3-ZDCを制御してタイムラプスイメージングなどの高度な機能の簡単操作を可能にします。
リアルタイムZドリフトコンペンセータと、超音波ステージの組み合わせは、ピントずれや位置ずれのない高精度な撮像が要求される多点タイムラプスイメージングに最適です。さらに、IX3-ZDCの近赤外光は、長期間にわたる実験中の細胞へのダメージを最小限に抑えます。
ワンショットモード | コンティニュアスモード | ||
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合焦位置 | 乾燥系対物レンズ | カバーガラスと対物レンズとの界面 | |
液浸系対物レンズ | カバーガラスとサンプル(培養液)との界面 | ||
オフセット | ソフトウェア制御 | 合焦位置からZ軸制御により観察位置を補正 | |
検鏡法 | 明視野、微分干渉、蛍光、位相差 | 明視野/位相差 | |
視野数制限 | 2x, 4x, 10x 対物レンズ使用時、FN22で周辺光量不足あり | ||
フォーカススピード | 実装ソフトウェアによる | ||
合焦精度 | 乾燥系対物レンズ | 標準偏差: σ =0.07 µm | |
液浸系対物レンズ | 標準偏差: σ =0.1 µm | ||
レーザー | LD 790nm, 40µW | ||
検出器 | Dual partitioning detector | ||
レーザー安全基準 | Class 1 (JISC6802, IFC60825, CDRH) |
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