当社製品をご愛用のお客様へ
平素より当社製品について格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。
当社の一部ソフトウェアが利用しているサードパーティ製のソフトウェアコンポーネントに脆弱性が発見されました。インターネットに接続している状態で対象のソフトウェアを利用されている場合、脆弱性のリスクがございます。対象となるソフトウェアは以下の通りです。ご迷惑をおかけいたしますが、脆弱性リスク解消のため、Service
Updateの適用を強く推奨いたします。
当社調査の結果、当社製品に該当する脆弱性は以下の通りです。
CVE-2023-3935:CodeMeter ランタイムのバッファ オーバーフロー
CVE-2023-38545:SOCKS5プロキシハンドシェイクにおけるヒープベースのバッファでのカールオーバーフロー
脆弱性についての詳細は以下をご覧ください。
Product Security Advisory WIBU-230704-01-v3.0(英語)
https://cdn.wibu.com/fileadmin/wibu_downloads/security_advisories/AdvisoryWIBU-230704-01-v3.0.pdf
Product Security Advisory WIBU-231017-01(英語)
https://cdn.wibu.com/fileadmin/wibu_downloads/security_advisories/AdvisoryWIBU-231017-01.pdf
NIST(※1) NVD(※2)(英語)
https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2023-3935
https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2023-38545
(※1) NIST:National Institute of Standards and Technology 米国国立標準技術研究所
(※2) NVD:National Vulnerability Database 米国脆弱性データベース
以下の脆弱性の影響が想定されます。
CVE-2023-3935:
システムが設置している施設内でログイン認証した攻撃者が管理者権限を取得する事でデータを搾取、改ざんされる可能性があります。
また、お客様の環境でライセンスサーバーを導入されている場合、攻撃者がライセンスサーバーに不正ログインしてプログラムを実行する事でデータを搾取、改ざんされる可能性があります。
CVE-2023-38545:
当該ソフトウェアはSOCKS5 プロキシ経由でトラフィックをリダイレクトするようにcurlが設定されている場合、バッファ
オーバーフロー攻撃に対して脆弱なバージョンの libcurl
を内部的に使用しております。そのため、悪意のあるプロキシを経由して通信した場合、実装されたハンドシェイクのバグを悪用してバッファ
オーバーフローを引き起こす可能性があります。
これらの脆弱性はService Updateを適用する事によりリスクが解消されます。
Service Update(CodeMeter Version 7.60d)を適用します。
自動アップデート機能を有効にしている場合は、Service Updateを適用する旨、通知がなされます。
(DP2-AOUご利用のお客様へ)
事前に取扱説明書の「専用デバイスドライバーのインストール」をご参照の上、Service
Updateを適用できる準備を行ってください。また、DP2-AVS(アンチウイルスソフトライセンス)を有効にしている場合は、取扱説明書の「インストール /
アップデートプログラム起動の準備」も併せてご参照ください。
1. Windowsを起動します。
2. 管理者権限(administrator)でログオンします。
3. 下記ダウンロードサイトからアップデートファイル(CodeMeter_7_60d.exe)をダウンロードします。
https://serviceupdates.olympus-sis.com/DownloadArea
DP2-AOUをご利用のお客様はこちらをダウロードしてください(CodeMeter Version 7.60d)
4. すべてのアプリケーションが終了している事をご確認ください。
5. Service Updateファイルをダブルクリックします。
6. ユーザーアカウント制御ダイアログボックスが表示された場合「はい」をクリックします。
7. CodeMeter 7.60d のインストール確認画面に対して「はい」をクリックします。
8. Windowsコンソールウィンドウが表示されますので、「Y」を入力してEnterキーを入力します。キーを入力するとセットアップが続行されます。
9. セットアップが完了すると「press any key to close the console window」のメッセージが表示されます。任意のキーを押下するとコンソールウィンドウが閉じます。
10. Service Updateが適用されている事を確認します。タスクバーのCodeMeterツールから右クリックし「CodeMeterControlCenterについて」をクリックして、Version 7.60dになっていることを確認します。
(DP2-AOUご利用のお客様)
Windowsメニューから「CodeMeter Control Center」を起動し、メニューから「CodeMeter Control Centerについて」を選択してVersion 7.60dになっていることを確認します。
cellSens又はStreamをご利用のお客様でアップデート通知を有効にしている場合は以下もご対応下さい。
アップデート通知を有効に設定し、かつインターネットに接続された状態でソフトウェアを起動すると以下のようなアップデート通知ダイアログが表示されます。
アップデート通知ダイアログでリマインダーの表示の「今後リマインダーを表示せず、上記リストのアップデートを無視する」を選択し、「OK」ボタンを押します。
なお、アップデートを実施する前に通知ダイアログが表示された場合、手順10にしたがってCodeMeterのVersionが7.60dであるかをご確認ください。
① CodeMeterのVersionが7.60dである場合:
リマインダーの表示で「今後リマインダーを表示せず、上記リストのアップデートを無視する」を選択し、「OK」ボタンを押します。
② CodeMeterのVersionが7.60dでない場合:
上記のインストール手順にてサービスアップデートの適用を実施してください。
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