顕微鏡の前に一日中座った後で、肩こり、背中の痛みや、肩・腕・手の違和感を覚えたことはありませんか? ほとんどの原因は、使用している機器や座り方など、人間工学上の配慮が欠けていることです。 良い姿勢と優れた人間工学は互いに密接に関係しています。 人間工学的に適切に設計された顕微鏡を使用すると、体の位置を正しく保つことができ、負担や痛みを避けることができます。
人間工学を取り入れることで、快適性が保たれ、作業効率が向上し、慢性的な怪我を最小限に抑えることにもつながります。 このブログ投稿では、日々の顕微鏡使用に向けたオリンパスの人間工学的ソリューションに焦点を当て、顕微鏡を使用する際の座り方について紹介しています。
人間工学的設計の顕微鏡は、良い姿勢を促し負担を回避
オリンパスでは、柔軟性のある観察ヘッド部、光量マネージャー、低いスライドステージ、低い位置での顕微鏡操作など、ルーチンでの顕微鏡使用向けの人間工学的ソリューションを提供しています。 オリンパスBX46正立顕微鏡は、このような人間工学に基づいた設計により、臨床ルーチンでの顕微鏡の使用に最適な製品となっています。
オリンパスBX46顕微鏡のフレームには、固定式超低スライドステージが備わり、デスクの上に腕や手を置いたまま、快適に過ごすことができます。 超低ステージにより、スライドを移動したり交換したりする際に、手を動かす距離が短くなります。 また、低い位置での顕微鏡操作により、肘の角度を90度から120度に維持し、負担をかけない姿勢を保つことができます。
可変機能でユーザーの理想的なポジションに適応
BX46顕微鏡は、独自の人間工学的な観察ヘッドを備え、上下に傾くだけでなく、前後にもスライドし、高さも調整可能です。 独自の設計により、背中と首をまっすぐに保つことができ、背骨が自然な湾曲を描く姿勢になります。 人間工学的ヘッドは、あらゆるユーザーに適合するように調整でき、一日中快適に過ごすことができます。
最後の点として、BX46顕微鏡には光量マネージャーが搭載されています。 対物レンズごとに光量の設定が可能で、さらに顕微鏡は設定を記憶します。 サンプル観察中に対物レンズをすばやく交換しようとする際、光量が自動調整されるため、腕を動かして対物レンズごとに光量調整する必要がなくなります。
人間工学および姿勢への意識を高めることが健康の秘けつです
顕微鏡の人間工学的に設計された機能により、日常の顕微鏡使用で生じる痛みや苦痛を軽減できますが、効果を上げるには正しい座り方も大切です。 長時間顕微鏡で作業する際には、以下の指針にしたがって、こまめに姿勢をチェックし、修正するようにしてください。
ポスターを印刷して、ラボの目立つ位置に配置して、顕微鏡のユーザーがいつも見ることができるようにすることをお勧めします。 ちょっとした視覚的な注意で、多くの痛みや負担を防ぐことに役立つ可能性があります。人間工学的な顕微鏡だからこそです。