10月が過ぎ去り、それとともにハロウィンのお化け、魔女、ゾンビたちの盛り上がりも収まりました。この月のオリンパスライフサイエンスインスタグラムでフォロワーたちは、ゾンビに共通するものを多数披露してくれました。どちらも脳がお気に入りのようです!
「藻類の花はストックホルムの夏によく問題になります。2週間前、家の近くで開花した緑藻類を採集しました。これは、ボツリオコッカスブラウニーと呼ばれる緑藻類のコロニーの顕微鏡画像です。 大きさは、直径約140マイクロメートルです。コロニーは脂質(油状)バイオフィルムで束ねられており、コロニーの縁周囲に古い液滴が見えます。通常、コロニーの乾燥重量のおよそ30~40%は油です。ボツリオコッカスブラウニーの花は、他の微生物や魚に対する毒性を持つことが示されていますが、食物源である以外の利用法がある可能性があります。ボツリオコッカスブラウニーは、産生する炭化水素を化学的に燃料に変換できるため、藻類培養の大きな可能性を秘めています。ボツリオコッカスの油は、製油所でオクタン(ガソリン)、灯油、ディーゼル用燃料を精製するための水素化分解の原料として使用することが可能です。DICで撮影しました。」
油浸レンズを用いたオリンパスUPLXAPO 60倍対物レンズで撮影した画像説明文および画像提供:Håkan Kvarnström
10月の最終週、オリンパスはNeuroscience Week 2020 を開催いたしました。一連の技術討論会、製品デモンストレーション、研究発表などが行われ、いずれも脳について取り上げていました。上の画像は、Brainbow法を用いた優れた実例です。我々のお気に入りであり、ニューロンごとに違った色を発するように標識された脳の画像を色鮮やかに撮影する方法です。
Tamily Weissmanが撮影した画像
Neuroscience Week開催中、ダグラスメンタルヘルス大学研究所にある当社のディスカバリーセンターの研究者らによるインスタグラムテイクオーバーを実施しました。 2019 Olympus Discovery Center Imaging Contestへの#TBTにより、マギル大学の研究生が撮影した1位、2位、3位(左から右)の画像を改めて見ることができます。
画像1:1位:この画像は、尿から分離した人工多能性幹細胞(iPS細胞)と皮質ニューロンを区別して可視化したものです。ニューロンは、DAPIによる核染色(青)に加え、系統特異的マーカーであるMAP2(緑)とTUJ1(赤)で標識されています。
画像提供:Nuwan Hettige。オリンパスFV1200レーザー走査型共焦点顕微鏡で撮影。
画像2:2位:この画像は、カバースリップに取り付けた翌日のドーパミン作動性ニューロンのスフィアを撮影しています。
画像提供:Scott Bell。オリンパスFV1200レーザー走査型共焦点顕微鏡で撮影。
画像3:3位:この画像は、雌のラットの内側前頭前野の脳切片のゴルジコックス染色されたニューロンを示しています。
画像提供:Mary Loka。オリンパスBX63広視野顕微鏡を用いた明視野検鏡法で撮影。
10月26日はアメリカでは「カボチャの日」だと知っていましたか? この日を祝って、カボチャの生育の重要な機能である受粉の画像をご覧ください! この画像は、カボチャの花の拡大した花粉粒を示しています。カボチャの花は自殖性ではないため、果実の品質(そしてついでに、秋のシーズン用のパイの品質も!)を向上させるためにはミツバチやヒトによる受粉の助けが必要です。
画像提供:Johann Swanepoel オリンパスBX53顕微鏡で200倍の倍率で撮影
これらのパステルカラーのニューロンは、共焦点 検鏡法で撮影されたもので、Brainbowによるマウスの脳の海馬に位置します。これは、この科学的で芸術的な手法を用いた驚くほど美しいもう一つの実例です。
画像提供:Jean Livet博士
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