在宅勤務のあいだ、息抜きに#sciartをチェックするのが楽しみでした。オリンパス・アメリカのウォルサムオフィス周辺では、4月にたっぷり雨が降り、5月になって花が咲き始めています。そして、花は虫を呼びます!花も虫も、今月の オリンパスライフサイエンスインスタグラムのアカウントで最も人気のあった画像に登場しています。
見られているように感じますか? そうです、見られてますよ! これは、何千個というレンズから成るハエの眼の拡大画像です。複眼は、何千もの個眼(個別の視覚受容体)でできています。これらの受容体は協働してハエの広い視野を作り、それぞれが視神経に結合する個別の神経線維を有します。視神経は、ハエの脳へ情報の受け渡しを行います。
画像提供:Håkan Kvarnström氏
Global Image of the Year コンテストで入選した、この昆虫の羽の顕微鏡画像は、「空の道」と名付けられました。静脈が道のようで、飛膜の棘が星に似ているからです。美しい組織を作ることに加え、羽の静脈の融合と交差接続によってできた模様は、昆虫の多くの階層における科や属までも特定するために使用できるのです。
画像提供:Hamed Rajabi氏、2019年度 Global Image of the Year Award入選
クンショウモ(Pediastrum)は、緑藻属の一つで、淡水環境に生息します。決まった数の細胞を持ち、内生群体を産生することにより無性的に再生します。親のように、子のように語る — 各細胞の子孫は、親のコロニーと同じ数と配列の細胞を持っています。
画像提供:Håkan Kvarnström氏
Image of the Yearコンテストのもう一つの入選作品は、この印象的な赤い花です。シロイヌナズナまたはMouse-ear cressとしても知られる、この顕微鏡画像では、蛍光レポーターとして発現する、若く成長途上のつぼみを持つシロイヌナズナ(arabidopsis thaliana)の花序を示しています。
画像提供:Nat Prunet氏、2019年度 Global Image of the Year Award入選
これは何という生物だと思いますか?この種の大部分は淡水域に生息しているのが見られ、3月の上位5作品の投稿画像で、この種の寿命は生息環境に左右されることがわかりました。ダフニアまたはミジンコと思われた方は、正解です!
画像提供:Jan Michels氏
そして、この月に最も人気のあったビデオ映像です。
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今月のボーナスビデオとして、幼生が孵化するところを捉えた、素晴らしい映像をお見せしましょう。「カイアシまたはエビの幼生が卵から孵化するところをご覧ください。このプロセスは約30分ですが、タイムラプスで見るとさらに興味深いです。このおチビちゃんは、内部の泡のような鞘に守られて新しい世界に滑り出た後、鞘から抜け出し、そして泳ぎ去っていきます。このエビの赤ちゃんが泳ぎ去ったらすぐに、バクテリアの集団が卵の残骸を食べ始めます。」
説明文とビデオ提供:@nomadicnostoc
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