2014年の審査員
 | Robert E. Campbell, Ph.D. - Robert Campbell博士は、アルバータ大学（カナダ、エドモントン）の化学専任教授です。博士は、生物学研究のための蛍光タンパク質に関する50を超える論文を発表され、多くの特許を取得しているほか、多くの賞やフェローシップを獲得されています。また、80を超える招待講義を行い、多くの学生や卒業生を指導してこられました。博士の研究所で開発された蛍光タンパク質ベースのツールに対する使用許可リクエストは2500回を超えています。博士課程終了後のトレーニングは、2000年から2003年まで、カリフォルニア大学サンディエゴ校のノーベル賞受賞者Roger Tsien博士の研究所で行いました。 |
 | Dr. Catherine G. Galbraith - Catherine Galbraith博士は、オレゴン健康科学大学（OHSU）Center for Spatial Systems Biomedicine and Biomedical Engineeringの准教授であり、OHSU Knight Cancer InstituteのDiscovery Engine研究員でもあります。博士は、細胞運命の特定、癌細胞転移、シナプス形成と同程度に多様なプロセスに適用できる基本メカニズムの発見を促進するため、生物学と物理学の接点での研究を進めています。博士は、画像、細胞生理学、生物物理学、および分子生物学を組み合わせて運動性と結合性を研究し、最新のテクノロジーを適用することにより新たな生物学的問題に取り組んでいます。キャリアの早い段階では、米国立衛生研究所（NIH、メリーランド州、ベセスダ）の上級研究員およびバージニア州アッシュバーンのジャネリアファームの客員研究員でした。 |
 | Dr. Douglas B. Murphy - Douglas Murphy博士は、ごく最近ではFundamentals of Light Microscopy and Electronic Imaging（光学顕微鏡と電子画像の基礎）第2版（Wiley Blackwell、2012年刊）の共著者であり、ハワード・ヒューズ医学研究所ジャネリア研究キャンパス（バージニア州、アッシュバーン）の客員研究員です。初期には、ジャネリアファームの光学顕微鏡・組織学・細胞培養施設の所長であり、細胞生物学の非常勤教授を務めたジョンズ・ホプキンス医学校（メリーランド州、バルチモア）で、School of Medicine Microscope Facility（医学部顕微鏡施設）の設立を援助されました。Murphy博士は、細胞小器官輸送における微小管の役割、微小管のポリマー動態、微小管関連タンパク質の機能、ならびに、モータータンパク質の一種であるキネシンの機構および配座状態などの研究対象に関連するトピックについて100を超える論文を発表されています。 |
 | Dr. Alison North - ロックフェラー大学（ニューヨーク）バイオイメージングリソースセンター統括所長兼准教授です。North博士は、細胞生物学者であり、蛍光顕微鏡のほぼ全ての分野での専門知識をお持ちです。North博士は、全てのキャリアを通して、細胞間結合および膜‐細胞骨格相互作用に関する研究に様々な光学顕微鏡技術を使用されてきました。North博士がリソースセンターで利用された多くの先進光学顕微鏡技術の中には、3D-SIM・STORM超解像技術、レーザースキャン共焦点、生細胞画像撮影、多光子、デコンボリューション法、微分干渉コントラスト、蛍光褪色後回復法 （FRAP）、蛍光共鳴エネルギー移動（FRET）、スピニングディスク共焦点、レーザー顕微切断のほか、デジタル画像処理に適用される様々な技術などがあります。North博士はまた、透過型および走査型顕微鏡の経験も豊富です。博士は、全ての仕事の中でも好きなものは、Olympus BioScapes Competitionの審査員だと明言されています。 |
このページはお住まいの地域ではご覧いただくことはできません。