2013年の審査員
 | Dr. James Bear - Bear博士は、 ノースカロライナ大学（UNC）チャペルヒル校の細胞生物学・生理学部教授兼ラインバーガー総合がんセンターのメンバーです。HHMIでの早期キャリア科学者であるとともに、学内のUNC-Olympus画像研究センターを共同で運営されています。博士が監督する研究所では、コロニンと呼ばれるアクチン細胞骨格レギュレーターの機能を含む、アクチン動態と細胞運動の基本メカニズムに研究の焦点が合わせられています。ご自身のキャリアを通して多くの論文を発表している以外にも、大学院生や卒業生の研究者に対し、授業、プレゼンテーション、監督を行うとともに、数多くの編集委員会のメンバーも務めておられます。その他の栄誉の中では、2010年のHettleman Prize for Scholarly and Artistic achievementがよく知られています。 |
 | Dr. Brian Matsumoto - Matsumoto博士は、著名な研究者、著述家、教師であり、デジタル顕微鏡写真分野の第一人者です。カリフォルニア大学サンタバーバラ校の神経科学研究所および生物学部の非常勤准教授を2009年に引退するまで務め、当大学の総合顕微鏡施設の所長でした。数多くの論文や抄録の著者であり、多くの科学雑誌の査読者でもある博士は、顕微鏡講座や教育フォーラムでの熱心なプレゼンターです。博士の画像は多くの雑誌の表紙を飾り、著書「Cell Biological Applications of Confocal Microscopy（共焦点顕微鏡の細胞生物学的アプリケーション）」は、このテーマに関する卓越した研究であると評価されています。博士と共同研究者たちは、2004年の第1回Olympus BioScapes competitionで特別賞を受賞されました。 |
 | Dr. Alison North - ロックフェラー大学（ニューヨーク）バイオイメージングリソースセンター統括所長兼准教授です。North博士は、細胞生物学者であり、蛍光顕微鏡のほぼ全ての分野での専門知識をお持ちです。North博士は、全てのキャリアを通して、細胞間結合および膜‐細胞骨格相互作用に関する研究に様々な光学顕微鏡技術を使用されてきました。North博士がリソースセンターで利用された多くの先進光学顕微鏡技術の中には、3D-SIM・STORM超解像技術、レーザースキャン共焦点、生細胞画像撮影、多光子、デコンボリューション法、微分干渉コントラスト、蛍光褪色後回復法 （FRAP）、蛍光共鳴エネルギー移動（FRET）、スピニングディスク共焦点、レーザー顕微切断のほか、デジタル画像処理に適用される様々な技術などがあります。North博士はまた、透過型および走査型顕微鏡の経験も豊富です。博士は、全ての仕事の中でも好きなものは、Olympus BioScapes Competitionの審査員だと明言されています。 |
 | Dr. Lei Zhu - フロリダ州立大学（タラハシー）化学・生物化学部准教授Zhu博士は、有機化学および無機化学の数多くのトピック、特に、新しい蛍光分子と新しい触媒反応の発現およびそれらの機能の機械的特性について研究する研究所を率いています。博士の研究によって、その分野において多くの刊行物が出されています。Zhu博士は中国生まれであり、1997年に北京大学で化学の学士号を取得されています。渡米後、フロリダ州立大学の教授会に入る前は、ニューヨーク大学のJames Canary氏とテキサス大学オースティン校のEric Anslyn氏と共同で研究を行っていました。 |
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