Dr. Paul Maddox - モントリオール大学(カナダ)病理学・細胞生物学部助教であり、カナダ免疫学・癌研究所の主任研究員でもあります。博士の研究は、顕微鏡の専門知識と細胞および生化学アプローチを結びつけて細胞プロセスを調べ、細胞分裂のメカニズムを理解することを目標とするものです。博士のチームは主に、細胞を分裂させるために必須の大型タンパク質構造である動原体の理解に注力しています。動原体は、細胞分裂への関与が唯一の役割であると考えられ、他の細胞プロセスへの影響、または望ましくない副作用の発現の可能性を低くするための薬剤の標的となり得るため、理想的ながん治療の標的となる可能性があります。60を超える研究公表資料の著者であり、様々な諮問委員会や編集委員会のメンバーも務められています。 | |
Dr. John M. Murray - Murray博士は、インディアナ大学生物学部のメンバーです。教授会の仕事と研究以外にも、Murray博士は、 ウッズホール海洋生物学研究所(マサチューセッツ州)で先進顕微鏡技術の指導者を長く務めるほか、世界中で顕微鏡課程の指導にあたっておられます。Murray博士の研究は、人口の3分の1に感染するヒト病原体であるトキソプラズマ原虫の娘細胞の複製と集合に焦点が合わせられています。光学顕微鏡および生細胞画像の専門知識に加え、Murray博士は、電子顕微鏡を用いて生物学的問題の解明に取り組んでおられます。博士は、科学/教育に関する多くの出版物の著者であり、これらの出版物には、レーザースキャン、多光子に関するよく知られたレビュー記事、およびCold Spring Harbor Pressから出版されている著名な生細胞画像ハンドブックなどが含まれます。 | |
Dr. Alison North - ロックフェラー大学(ニューヨーク)バイオイメージングリソースセンター統括所長兼准教授です。North博士は、細胞生物学者であり、蛍光顕微鏡のほぼ全ての分野での専門知識をお持ちです。North博士は、全てのキャリアを通して、細胞間結合および膜‐細胞骨格相互作用に関する研究に様々な光学顕微鏡技術を使用されてきました。North博士がリソースセンターで利用された多くの先進光学顕微鏡技術の中には、3D-SIM・STORM超解像技術、レーザースキャン共焦点、生細胞画像撮影、多光子、デコンボリューション法、微分干渉コントラスト、蛍光褪色後回復法 (FRAP)、蛍光共鳴エネルギー移動(FRET)、スピニングディスク共焦点、レーザー顕微切断のほか、デジタル画像処理に適用される様々な技術などがあります。North博士はまた、透過型および走査型顕微鏡の経験も豊富です。 | |
Dr. Peter Saggau - ベイラー医科大学(テキサス州、ヒューストン)神経科学科教授兼主任研究員Saggau博士は、ベイラー医科大学の分子生理学・ 生物物理学およびライス大学のバイオエンジニアリングの副主任でもあります。博士の研究は脳の情報処理に焦点を合わせており、先進的な光学画像やコンピュータ技術を用い、実験的アプローチと理論的アプローチを組み合わせて行われています。脳組織の生きた神経細胞画像の構造と機能に固有の技術的問題を克服するため、博士の研究グループは最新の光学およびコンピュータツールを開発しています。研究の結果は多くの論文で発表されており、いくつかの特許も取得しています。 |
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