2011年の審査員
 | Dr. Douglas B. Murphy - Douglas Murphy博士は、ハワード・ヒューズ医学研究所ジャネリアファーム研究キャンパス（バージニア州、アッシュバーン）光学顕微鏡、組織学および細胞培養施設の所長であり、ジョンズ・ホプキンス医科大学（メリーランド州、バルチモア）の細胞生物学の非常勤教授でもあります。Murphy博士の過去の研究対象には、細胞小器官輸送における微小管の役割、微小管のポリマー動態、微小管関連タンパク質の機能、ならびに、モータータンパク質の一種であるキネシンの機構および配座状態が含まれます。このジャネリアファームのコア施設は、研究キャンパス内の全ての研究所に向け、蛍光／共焦点画像用の装置とサービスを提供しています。この顕微鏡施設は、共焦点画像撮影、大きな組織切片の画像、マウスの連続する脳切片のハイスループット画像撮影、生細胞画像撮影、および蛍光共鳴エネルギー移動（FRET）、蛍光褪色後回復法（FRAP）、全反射蛍光顕微鏡（TIRFM）を含む細胞内での分子の動態測定法を専門に扱っています。Murphy博士は、オリンパス光学顕微鏡教育用ウェブサイトの文献レビューおよびJavaチュートリアルに関する重要な貢献者です。 |
 | Dr. Robert Campbell - Robert E. Campbell博士は、アルバータ大学（カナダ、エドモントン）科学研究科および生物分析化学に関するTier II Canada Research Chairの准教授です。博士はいくつかの特許を取得され、数多くの賞やフェローシップを受け、生物学的研究のための蛍光タンパク質に関する論文約40報を発表されています。専門分野で60講座を超える招待講義を行い、多くの大学生、大学院生および博士課程の学生を指導してこられました。ご自身も、2000年から2003年までカリフォルニア大学サンディエゴ校のノーベル賞受賞者Roger Tsien教授の研究室で博士課程終了後のトレーニングを行いました。 |
 | Wendy C. Salmon - Wendy C. Salmon氏は、ホワイトヘッド生物医学研究所W. M.Keck Imaging Facility（マサチューセッツ州、ケンブリッジ）の光学顕微鏡専門家であり、この施設は、MIT、ホワイトヘッドのほかボストン大都市圏に顕微鏡サービスを提供しています。コア施設運営のキャリア以前の氏自身の研究は、主に微小管とアクチン動態に注力していました。経験豊富な画像専門家であり、ハーバード大学医学大学院、ノースカロライナ大学チャペルヒル校、デューク大学の各コア画像施設の所長または副所長を務め、有名なウッズホール（マサチューセッツ州）の分析的／定量的光学顕微鏡課程のコースコーディネーターを数年務められました。 |
 | Dr. Pat Wadsworth - Pat Wadsworth博士は、マサチューセッツ大学アマースト校の生物学教授です。Wadsworth研究所は、主に細胞分裂、細胞内輸送その他の重要なプロセスにおける細胞内微小管の役割を解明するための研究と画像撮影に焦点を合わせています。熟練の顕微鏡写真家および蛍光画像撮影の権威であり、2007年のOlympus BioScapes Competitionで受賞6回目を数えました。現在は、マサチューセッツ大学のTerrance R. Murray Commonwealth Honors Collegeの教授で、これまでに60を超える論文を発表されています。 |
このページはお住まいの地域ではご覧いただくことはできません。